アスベスト除去について
建物解体時は、
事前に
「アスベスト含有検査の事前調査報告」が
義務付けられるようになりました。
2021年4月から大気汚染防止法改正が施行され、
2022年の4月からはアスベスト含有検査の事前調査報告が義務付けられます。
これから増えるアスベスト含有の建物解体で
周辺住民や作業員の健康被害を抑える為の法律改正です。
内壁や外壁等の仕上塗材は
目視で含有が確認出来ない為、
含有検査を実施する必要がございます。
2021年4月から約600軒の含有検査を行っている当社調べで外壁塗材から5.2%、内部塗材(じゅらく壁等)から8.7%の含有が確認されています。
当社では、昨年からの実施経験でアスベストが検出された際の適切な除去方法、またなるべく安価に抑える方法を考えご提案致します。
鉄骨造、RC造、ALCを用いた軽量鉄骨造の石綿含有仕上塗材は予想以上の除去費用が掛かります。木造住宅と比べて容易に除去出来なくなる事が要因です。
家付土地の購入で外壁にALCを用いている軽量鉄骨造(木造も同様です。)、鉄骨造は特に注意が必要です。
数百万円の除去費用が掛かる可能性がありますので、購入前に事前に調査が出来ないか、もしくは除去費用を見込みご資金計画を立てる等の調整が必要になります。
お客様へのお願い
- お見積りの際は建物謄本をお送り頂く事で、含有されているかの推測が出来ます。
- 設計図書がある際には、ぜひご提示頂きたいです。
- 解体工事のご依頼の際は遅くとも1 ヶ月前に内部の調査及び含有検査の検体採取を行う必要がございます。
- 時期によっては検査機関も混み合う事が予想され、結果報告に時間を要する可能性が高いです。
なるべく余裕を持たれたスケジュール調整をお願い致します。